で、その問題は数学的に証明できるんですか?



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実際問題ver.3

Author:実際問題ver.3
彼女いない歴=破滅の次元軸ドライバー
都内にて細々とアルバイトしている2Ⅳ才
クイズマジックアカデミーが大好き。
現在魔導士
ダーツ修行中
カードネーム『沢尻エリカ』
現在Cフライト
皆藤愛子さんが死んだら
自動的に僕も死ぬ
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ループしてる3時間とアナスイの手鏡
今日は発狂するぐらい暇だったので、近所の図書館へ行った。
給料日前ということもあり、カスカスだった
というのが本音でもあるけれど
金をかけずに時間を潰す、というのは結構難しいものなの

図書館へはかなり遠回りをしながら徒歩で行った。
昔していたバイトの連中がよく飲み会をやっていた居酒屋とか
そんな関係のないところも歩いてみた。
僕の生息している街の商店街は基本的に寂れている。

―塀の上の居眠り猫が呟いた。
 『もうこんな時間か』
 同じ時間、仕事にかまけていた私は呟いた
 『もうこんな時間か』
 彼の時計と私の時計は
 どこで螺子を違えてしまったというのか・・・

 むぎ焼酎  いいちこ  ―


みたいなフレーズが溢れてしまうぐらいに寂れている。
小学生が学校帰りにスナック菓子ではなく
みたらし団子を頬張ってるからマジで絶望的だ。

そんな街を通り過ぎると、昼間でもくらい緑に囲まれたところに
その図書館は存在する。
大学生の頃はよくこの図書館で寝たり勉強をしたものだが
最近は㌧とご無沙汰。
入るとお年を召されすぎてそろそろ召されそうな老人が
曲がりきった背中で大量の本を借りようとしている。
なるほど、つまるところそれは冥土の土産ということか。

雑誌コーナーで『ホビージャパン』や『ナンバー』などの
興味はあるが買うほどでもない雑誌群から、有益な知識を拾う。
個人的にはクロスボーンガンダムのMG化に非常に興味がある。

雑誌にも飽きたので、通常書籍のコーナーに足を向けると
村上春樹のコーナーに中学生ぐらいの女の子が座り込んでいた。
行っとくけどハルキ読んだぐらいで、頭良ぶってると
ものすげー痛い目遭うんだぜ。

僕の高校の頃の知人に高●君ってのがいてさ
常にハルキを読んでたんだけど、成績とかはBAD4
(僕とライトノベルオタクの高●君
 バスケ部崩れのナンパ大好きゴリラの新●君
 当時隆盛だったストリートギャングに追われていた川●君
 で構成された成績が極めて悪いユニット。
 全くつながりの無い4人が織り成す、答案返却後の友情は
 不思議な魅力を放っていた。)
に属しちゃうぐらい悪くてさ、
で彼のパンパンに膨れたカバンにはわけのわからんラノベとは別に
必ず村上ハルキの本があったわけ。
だからあんまりハルキのイメージってよくないんだよね。
ああ、モノスゲー独断だけど気にしないでね。

何を読むか迷ったから星真一作品集を手に取った。
同じ事を考えていたヤツが多いのか、白いカバーは薄汚れていた。
薄汚れた本を片手に学習室へ行くと
流石に平日の昼間。
学生崩れと病人崩れが勉強っぽい動きをしているだけで
割と空いていた。

6人用の机に座ったのは

やたらとメイクの恋大学生風の女と
理系の問題集を狂ったように解いているメガネの兄ちゃん
そして星真一の本だけ持ったわけのわからん僕の3人だ。

3人中2人が勉強している中で、自分だけが読書をしている優越感
この本にはチェックペンで塗りつぶされた箇所もなければ
例題も回答例も偏差値もない。
ただ書きなぐられた摩訶不思議な短編を
摩訶不思議な思考をしている僕が読み進めるだけ。

本を読んでいると不思議な感覚に陥った
次に何が起きるのか、何故かわかってしまうのだ。
ああ白雪姫はシンデレラに意地悪するね・・・とか
展開が読めてしまう。
ああ向かいの女は目に入ったマスカラを取ろうとして
趣味の悪い手鏡を出すな・・・
とかもわかってしまうのだ。

コレはヤバイ体験だ。
全てが既知になってしまう能力にスイッチが入ったのか!?
と思い本当に焦った。

下の階にある喫茶室で出している不味いカレーを食べて
「不味い。」と言い出す。

受付のカウンターの小汚い女は、一気に運べない量の本を
運ぼうとして音もなく本を落す。

出口付近に鎖でくくりつけられた犬が
主人を待ちわびて吠え始める。

考えた事が全て現実になった。
遂に魔法少女になれたのかッ!
勝った!!!!!!!
計算・・・通り!


と、思ったが全てはこの図書館ではよくあることだ。
恐らく前訪れた時も全く同じ事象がおきていたはずであり。
手に取った星真一の本も間違いなく僕は読んだ事がある。
薄汚れたカバーの汚れには、僕の手垢も含まれていた
とこういう寸法だ。

なんだよ、つまんねえな
と思い席を立とうとすると、向かいの女が居眠りを始めた。
コイツはアレだ。
勉強をしに来ているフリをしに来ているだけだな。
さっきから手元のノートが1文字たりとも増えちゃいねえ。
こういうヤツに限って試験期間中騒いだりするから最悪だ。
大学のコピー機の前で長蛇の列を構成しているのは
大抵の場合こういった手合いだ。

後ろにヘビが並ぼうとクマが並ぼうと魔法使いが並ぼうと
少なくとも40ページ以上はコピーしようとするから最高だぜ。
コピーし終わった後に

『このコピー機はコピーしたものに応じた時間を
 貴方の寿命から削り取るシステムになっております。』

「なにそれ、どういうことよ?」

『例えば貴女がコピーしたそのノート
 それは貴女の友人の男性が、それを貸せば貴女が
 振り向いてくれるかもしれないと思いながら貸したもの・・・
 時間に換算すると3ヶ月分の想いがかかっている。
 それを単純コピーしようとした貴女からは
 3ヶ月分の寿命を頂きます。』

「ふざけないでよ!だったらアタシのノートをコピーするわ!
 それでそのコピーを持ち主にあげるわ!
 それで想いはチャラよ!!さあコピーしなさい!!」

『貴女のノートは内容が薄すぎてコピーしても
 白紙が出てきてしまいます。』

「なんですって!じゃあコピーなんてもうしないわ
 キャンセルよキャンセル!」

『まだ料金(寿命)を払っていただいておりません・・・
 ギギギギギギギギギ』

「キャアアアアアア」

みたいなコピーを一刻も早く開発すべきだ。
時間を盗み取る行為はこの世で最も俗悪な行為だ。
対価のない報酬などは、受け取っても意味がないクソッタレだ。

そんなことを考えながら図書館のそばにある公園のベンチに座ってた。
池の水はエメラルドグリーンに汚れているが
よく見ると魚とか鳥がうじゃうじゃいやがる。
なんて奴等だ。
こんな水に叩き落されたのなら、僕なら確実に発狂するのに
いきいきと泳いでやがる。

こういうクレイジーな野朗どもを眺めるのにも飽きたし
そろそろおなかも空いてきたので帰ることにした。
家に帰ると、買える前に見た時計が3時間ほど進んでいた。
それでいいのだ。
納得のいく時間の捨て方をした。

ママスが出してくれたキャベツにソースをぶっかけて
こなごなに砕いた鮭の切り身と一緒に食べた。
マジでうめぇぜ。
後は塩コショウで炒めた鳥肉にレモンを落として食べた。
マジでうめぇぜ。
デザートに林檎とヨーグルトとシリアルを食べた。
マジでうめぇぜ。

今日僕は安息できた。
でも明日は仮面舞踏会がある。
ああいう狂った時計を埋め込まれた奴等と関わるのは
そろそろ終りにしてぇんだぜ、と
そう思いながら今日が終る。
ああ、終る前にコトーに出ている蒼井優を見ることにしよう。

明日起きたら、蒼井優が床から生えてるかもしれねぇしな・・・
まぁそんなショートショートは星真一でも書かないんだけどさ・・・
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